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  • 公開日時 : 2016/07/30 16:37
  • 更新日時 : 2018/02/19 20:36
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直列運転:能力の異なるポンプを直列運転するとどうなりますか?

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回答

能力の異なるポンプ1、ポンプ2の能力曲線(吐出し量-全揚程)を添付図のとおりとすると、直列運転を行なったときの合成能力曲線は太線(ポンプ1+ポンプ2)となります。
この合成曲線は、ある吐出し量でのポンプ1とポンプ2のそれぞれの全揚程を加えた値を示します。
従って、配管の抵抗曲線がAのような場合、2台直列の全揚程はHとなり、それぞれのポンプの全揚程はH1、H2となります。
ポンプ1、ポンプ2とも吐出し量はQの状態で運転します。
≪注意点≫
吐出し量が大きくなると全揚程の低いポンプ1は抵抗となるため、合成曲線はポンプ2単独の全揚程より低くなってしまいます。また、容量の小さいポンプ1が手前(1次側)にあるとキャビテーション発生のおそれがあります。
このためポンプ1は後ろ側(2次側)とすることが必要です。
 
添付ファイル : 
000824-1.doc

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