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  • 公開日時 : 2016/07/30 16:37
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揚液の温度によりポンプ能力は変化しますか?

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回答

ポンプの性能(吐出し量~全揚程)は、揚液の温度自体ではほとんど変化しません。
揚液が水(湯)の場合は、温度にかかわらず標準の特性曲線が使用できます。
厳密には、温度が変化すると水の比重・粘度が若干変わるため、それに従い能力もごくわずかに変化しています。
しかし実際には温度による水の比重・粘度の変化はごくわずかのため、0~100℃程度の範囲では実際上は無視して差支えありません。
水の場合には、ポンプの能力変化より、飽和蒸気圧の変化によるキャビテーションの発生(押込み圧力が必要となる)に注意を払う必要があります。
揚液がクーラント液やブライン・油類等の場合には、温度により粘度や比重が大きく変化する場合があります。この場合はポンプ能力が変化しますので別途粘度と比重により検討する必要があります。