ヘアーキャッチャーを選定する上で最も重要なことは、「通水時における圧損」を考慮することです。ヘアーキャッチャーは通常、ポンプの吸込側へ取付けて使用しますので、選定を誤りヘアーキャッチャーの圧損が高くなると、ポンプのキャビテーションを引き起こす可能性があります。
又、ヘアーキャッチャーは、ゴミを補足することを目的とした製品ですので、内部のストレーナーにゴミが補足されていくと、圧損も除々に上昇していきます。
その為、ヘアーキャッチャーを選定する際には、ある一定以下の圧損となる機種を選んでください。
特に圧損の上限についての規定はありませんが、要求水量を通水した時の圧損が1m程度以下となる機種を選ぶことが、望ましいと思われます。
以下に、ヘアーキャッチャーの圧損表を添付しますので、活用ください。