外部注水とは、冷却や潤滑、スラリー防止等のために、ポンプの軸封部などへ外部の水源から導いて注水する方式をいいます。
当社のポンプでは、おもに高温用(80℃~100℃)のポンプのグランドパッキンに外部注水方式を使用しています。
但し、使用にあたっていくつか制約があります(下記)ので、注意してください。
外部注水の注意事項は?
ポンプへの外部注水配管と外部注水液、外部注水装置(加圧ポンプ等)は、客先の手配となります。配管は、入口(注水口)1箇所のみです。
注入された液体は、ポンプ揚液に混合されます。
液質や温度変化の問題でポンプ揚液と混合が許容できない場合は採用できません。
外部注水をポンプ内部に運転圧力以上で押込む必要があるため、外部注水用の加圧ポンプ等の加圧装置が必要です。
外部注水方式の構造例(SJ4型)を添付図で紹介します。