11kW未満(11kWは含まない)の電動機は直入始動(始動器不要)なので計算の必要はありません。
11kW以上(11kWを含む)でもスターデルタ始動などの始動器を使うのであれば、やはり計算は不要です。
※計算例※
200V、15kWの電動機で始動電流が仮に480Aで、最終始動時入力が166.28kVAであるとします。
照合表の誘導電動機の始動方式の欄にある計算式 最終始動時入力(kVA)/電動機出力(kW)=166.28/15=11.1(kVA/kW)となります。
これは4.8より大きいので、スターデルタ始動などの始動装置を使わなければならないとなります。
ただし、この電動機を使ったポンプや送風機がスターデルタ始動を行うことに決まっているなら、改めて計算をする必要はありません。