消火ポンプ(加圧送水装置)は屋内消火栓設備、屋外消火栓設備等、各消火設備で専用とするのが基本です。
複数の消火設備で消火ポンプを兼用することも出来ますが、その場合、それぞれの消火設備で必要な吐出し量を合計した吐出し量のポンプとする必要があります。
また同時に、それぞれの消火設備を同時使用で必要な圧力が得られる全揚程のポンプが必要となります。
ただし、自治体により、設備状況によっては、ポンプ吐出し量を各消火設備での必要量の合計より減じても認められる場合がありますが、この場合は個別に自治体(消防)との打合せ確認が必要です。